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*精神科産業医が行うストレスチェックです。
*企業の嘱託産業医の先生と連携して高ストレス社員に対する専門的なアドバイスを行います。
*ストレスチェックの集団分析結果より、企業の健康いきいき職場づくりに向けてのアドバイスをいたします。

新職業性ストレス簡易調査票の使い方

部署AのHさん、45歳、男性のストレスプロフィールを見ると対人関係、疲労感、不安、抑うつ、上司の支援の項目でストレスレベルが高いことが明らかになった。

ストレスプロフィール

面接の進め方

産業医 「テストの結果から、疲労感、不安、気分の落ち込みなどがあるようですが。また職場では対人関係のストレスがあるようですが、具体的にはどのようなことがストレスと感じていらっしゃいますか?」

Hさん 「上司から、皆の前でひどく叱責されるんです、彼に対する恐怖心があるんです。」

Hさんの一方的な訴えだけでは、上司が本当はどんな人物か公平に把握するのは難しい。そこで、集団分析を参考にする。

下図に、部署Aにおける個々の項目の集団分析の一部を示した。

集団分析結果

集団分析の結果、部署Aでは、職場全体の対人ストレスが高いことが明らかになった。聞き取り調査委からは、課長が日常的に暴言を吐いていることが明らかになった。 つまりHさんの状態は個人的な問題だけでは説明できず、部署A全体に対人的ストレスがあると言える。

このように、新職業性ストレス簡易調査票は、個人プロフィールと集団分析の結果を組み合わせて用いるとよいでしょう。また、高ストレス者の割合を部署ごとに算出し比較し、高ストレス者の多い部署を知ることもできます。次にその部署の集団分析の結果を参考にしてストレスレベルを下げる具体的戦略を立てることもできます。

今回のストレスチェックの義務化では、集団分析は努力目標となっています。また、ストレスチェックを行っている外部の委託業者の中には、集団分析として仕事の判定図しか、作成していない場合もあります。従業員との面接の際には、個人プロフィールだけでなくその部署における個々の項目の集団分析が最も役に立ちます。当社では、ご希望があれば集団分析の応用についても解説いたします。

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新職業性ストレス簡易調査票の使い方についてご紹介しています。

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